クライアントの皆様に求めることはただ一つです。

「自分の感覚を信じてほしい」

ただそれだけです。

 

相談に来た人の多くは、何かに対して迷いや不安を抱えています。

その事について「依存」したくて相談に来ます。

 

相談者と相談に乗る人の関係は「依存」から始まる事がほとんどです。

 

そして、様々な形で「相談に乗る人」は、依存関係でビジネスを形成しています。

 

コンサルタント…

先生…

講師…

カウンセラー…

アドバイザー…

占い師…

もちろん全員がそういう訳ではありませんが、

「この人に相談しないと不安」

「この人が居ないと動けない」

「この人がいないと…」

そういった依存関係を作ることでクライアントを繋ごうとする人がほとんどです。

 

立派なビジネスなので、それを否定したい訳ではないです。

 

ただ、本来のコーチングは対極にある事を知ってほしいのです。

 

確かに、コーチとクライアントのスタートも「依存関係」から始まります。

しかし、コーチングは依存関係からの脱却が目的です。

 

コーチングは、依存関係を良しとはしません。

 

コーチングの最大の効果は

クライアントが「自ら考える」

クライアントが「自ら感じる」

クライアントが「自ら答えを見つける」

クライアントが「自ら行動を起こす」

という「依存から抜けた自主性」にこそあります。

 

依存関係では起こりえない「自ら」というのがコーチングの核です。

 

だからこそ、コーチは答えを与えない、教えない、押し付けない、決めつけないのです。

クライアント自身の感覚を信じてほしいのです。

 

依存関係で与えられた答えは、例えそれが正解だとしても意味がないのです。

自ら導き出した答えは、例えそれが不正解だとしても大きな意味を持ちます。

 

コーチングは「ただ答えを知ればいい」というものではありません。

「クライアントが自分で答えを導き出す」というものでなければ何の意味もないのです。

 

そういう意味でいうと、コーチングは

手間がかかり…

即効性は無く…

苦しくもあり…

ポンッと答えを与えられるより大変です。

 

でもそれがいいのです。

その過程に人にこそ、人が成長する材料があるのです。

 

大事なのはコーチの感覚でクライアントをコントロールすることではなく…

最初から最後までクライアントが「自分の感覚」を信じて生きていける事です。

 

コーチングは「答え」と同時に「成長」を促すものなのです。