「答えはあなたの中にある」

コーチングの決まり文句です。

 

僕もそう信じてコーチングをしてきました。

これまでコーチングをさせて頂いた人数がもうすぐ100人になりつつあります。

そんな中で、最近思うんです…

もしかしたら、答えそのものはその人の中には無いかもしれない…と。

 

例えば「自分の夢がわからない」という人がいます。

そんな人に対して

「答えはあなたの中にある」

と言って、コーチングをしても見つからない事が多々あります。

答えを探そうとしても、明確には見つからないのです。

 

そういう場合にむりやり内省を繰り返しても、クライアントは深みにハマって混乱していきます。

 

そんなケースが多いので、

「答えはあなたの中にある」

という言葉そのものを再定義しようと思いました。

 

僕が再定義したのは、

「答えそのものはあなたの中に無いかもしれない。でも、答えを見つける為のヒントはあなたの中にある」

という事です。

 

夢そのものが自分の中にある場合はいいですが、

いくら自分と向き合っても「夢が何なのか」が見つからない場合もあります。

なぜなら、夢や目標は色んなチャレンジや行動を繰り返す事で明確になっていくものだからです。

 

そこで、コーチングセッションでは

「夢そのもの」を見つける事よりも

「夢を見つける為のエッセンス」を見つける事に集中しました。

 

「夢」を見つけようとすると、今現在の限られた経験や知識の中で答えを出さなければいけない状態になります。

そうなると、思考や行動がフリーズしてしまいます。

そうではなく…

今までの人生で「夢につながる知識や経験」がどんな事かをセッションの中心に置くと、

やりたい事、やりたく無い事が次々に出るようになりました。

 

夢や目標を達成した姿を、1枚の絵に例えるなら…

コーチングは、そのパズルを完成させるような感覚です。

でも、パズルの完成図が分からないのにパズルを組み立てようとしても不可能に近いです。

まずは、その人が持っているパズルのピースがどんなものかを明確にする事が大事です。

 

それぞれの人生の過程で、その人がどんなパズルのピースを持っているのか…

そして、そのピースの完成形はどんな絵になっているのか想像して組み立てていく…

想像した姿に足りないピースがあれば、それを探す行動を起こしてまた組み立てていく…

 

「パズルの完成図はその人の中に無いかもしれない。でも、パズルを完成させる為のピースはその人が既に持っている」

 

そう考える事で、コーチングの効果が飛躍的にアップしました。

 

もしあなたが、夢や目標を見つけようと自分と向き合っているなら…

まずは、自分が持っているピースが何なのかを考えてみてください。

そのピースをどう組み立てていくかが、あなたの人生として唯一無二のものになるのです。