基本的に、どんな人でも「可能性がある」と思って接するのがコーチングの基本です。

 

こういう事を言うと…

「あいつは仕事できないのに可能性があるのか」

といったように、短絡的に考える人がいます。

 

しかし、私たちの言う「可能性」とは

必ずしも「今この場で発揮される」とは限りません。

 

今いる場所が合っていないせいで可能性を発揮できていない事がほとんどです。

 

その人が持つ、本来の能力や気持ちが向く場所が必要なのです。

 

例えば、黙々と細かな作業を得意とする人に対して…

「営業で数字を取ってこい」

と言っても、当然可能性は殺されてしまいます。

 

逆もまた然りです。

 

人とコミュニケーションが取るのが得意な人に対して…

「パソコンを使って入力作業をしろ」

と言っても、可能性は殺されてしまいます。

 

与えられた仕事に対する能力の優劣とは存在していません。

 

あるのは「本人に適しているか否か」という事だけです。

 

決められた仕事に対して、出来たから優秀。出来なかったら使えない奴。

というのは、何の根拠もない一方的な決めつけです。

 

考えるのは、常に

「どうすればこの人の可能性が最大限に発揮されるのか」

という事だけでいいのです。

 

「どんな人でも可能性がある」

と言うのは…

「どんな人でも能力を発揮できる環境がある」

という事なのです。

 

私たちに必要なのは、優劣を付ける事ではなく

「優」であれる環境を共に考えて作る事ではないでしょうか。