誰かに相談された時に、最も重要で、最も難しい事は

「話さない」

という事です。

 

何かを相談された場合、多くの人は

「聴く」よりも「話す」ことばかり考えています。

 

「どんな答えを言おうか」

「どんなアドバイスがいいだろうか」

相談されている側なのに、自分が何を話すかという事ばかり考えているのです。

 

割合にすると…

8:2ぐらいで、相談された側が多く話しています。

 

なぜそうなるかというと…

「相談された以上、いいアドバイスを与えたい」というエゴと

「沈黙が続くと、上手く相談に乗れていない」と思う心理が働くからです。

 

しかし、大事なのは「話す」事よりも「聴く」という事です。

 

相談相手が悩んでいる事に対して、「いいアドバイスを与えたい」というエゴは一切不要です。

相談する側にとって、相手がいい気分になるかどうかは関係ないのです。

 

そして、沈黙が怖くても「話さない」事が大事です。

沈黙の時間は、相手が自分自身の頭の中で考えている時間です。

その時間を、話しかける事で邪魔をすればするほど、答えは遠のいていきます。

 

「相談に乗る」というのは

相手と向き合う以上に、自分自身との戦いです。

 

「よく思われたい」というエゴを捨て…

「沈黙を大事にする」事で、勝手に答えに近づいていきます。

 

答えは常に、その人自身の中にあるのです。