現代を生きる私たちの周りは「刺激」で溢れています。

 

例えば、新しい仕事はとても刺激的です。

仕事を変えれば「ワクワク」「キラキラ」「イキイキ」といった自分が手に入り、刺激的な生活が待っています。

だから転職が流行り、起業が流行っています。

 

W杯やオリンピックなどのスポーツイベントも刺激的です。

皆で一緒に騒いで、刺激的な非日常を過ごせます。

だから人々はイベントなどが開催されると集まります。

 

恋愛も刺激的です。

誰かに恋をする事で、代わり映えない人間関係に刺激が生まれます。

だから人は恋をしたがります。

 

テーマパークに行くのも刺激的です。

現実から離れ、非日常的な夢の空間で過ごす事は刺激的です。

いつもの自分を捨てて、夢の国ではどんな自分でも許されます。

だから人はテーマパークに行きたがります。

 

私たちの周りは、とにかく「刺激」で溢れています。

 

しかし、その刺激は私たちを麻痺させます。

 

私たちの大きな勘違いは

「刺激的な状態が当たり前だ」

と思ってしまっている事です。

 

仕事を変えたら、もっと刺激的な生活が手に入る。

イベントが行われたら、もっと刺激的な体験が出来る。

恋愛をしたら、もっと刺激的な日常が過ごせる。

テーマパークに行ったら、もっと刺激的な自分になれる。

 

そうやって、「もっと刺激が欲しい」と言って際限なく刺激を求めるのです。

 

もっとワクワク仕事をしたい

もっと騒ぎたい

もっとドキドキしたい

もっとワクワクしたい

もっとお金がほしい

もっと、もっと、もっと…

そして、その刺激はいつか慣れてしまって飽きてしまいます。

飽きては次の刺激を求める事の繰り返しです。

 

本当に大事な事は、刺激的な日々を送る事ではありません。

 

慣れてしまって、何も変化のない日常の中で…

いかに「自分で楽しみや幸せを見つけ出し、今を充実させられるか」

という事です。

 

いつもの仕事

いつもの人間関係

いつもの時間

いつもの環境

大事な事は「いつもの日常」に既に存在しています。

 

それを忘れ、刺激的な日常を求めるのは夢を見ているのと同じです。

 

その夢から覚めて、日常の中にあるものを大事にすれば

既にたくさんの幸せで溢れている事に気付くでしょう。