コーチングの観点から言うと…

人を育成する上で、

「叱る」という行為も

「褒める」という行為も

どちらもベストであるとは言えません。

 

それは…

「叱る」も「褒める」も

どちらも上下関係を前提とした手段であるからです。

 

上下関係を前提とした人間関係には「依存」が生まれます。

 

「この人に叱られたくないが為に行動する」

「この人に褒められたいが為に行動する」

 

管理され、監視され、特定の誰かに評価をされなければ行動できない…

それでは、自立した人間には育たないのです。

 

だからこそ

上下関係の育成ではなく、「対等関係」で自立した人間を育てることが求められます。

 

じゃあ、叱ったり褒めたりせずに

対等関係の中で自立した人を育てるにはどうすればいいか?

 

その答えが「感謝」なのです。

 

「ありがとう」

「助かった」

「感謝してる」

 

どんなに立場が上の人でも、

人が相手に感謝の気持ちを伝えるときは絶対的に対等な目線になるのです。

 

親から子供へ…

上司から部下へ…

指導者から選手へ…

少なくとも「感謝」を伝える瞬間は、上下関係は消滅します。

 

叱られたくない…

褒められたい…

といった、上からの評価によって動くのではなく…

 

自分の行動に価値を感じ

自分の行動に幸福感を得て

自分の意志で「行動してみよう」と思うのです。

 

もし、あなたの周りに「言うことを聞かない人」がいたら…

「ありがとう」

その一言を伝えてみてください。

 

きっと状況は変わるでしょう。