「育成」に悩む人は多いでしょう。

 

社員の育成

部下の育成

子供の育成

特に、現代は様々な場面で「育成」の方向性を見失っていると感じます。

 

コーチングでも、育成方法の答えを求めて相談に来る人は少なくありません。

 

その中で、育成が上手くいかないと感じている人に共通している事は…

「相手は自分の所有物」と捉えている事です。

 

もちろん、言葉ではこう言います。

「本人のため」

そう言いながら、どこかで自分の所有物であるかのようにコントロールをしてしまいます。

 

その裏にあるのは

「自分の思う通りになってほしい」

というエゴ以外の何物でもありません。

 

自分の思い通りになって欲しいから、口を出す。

自分の思い通りになって欲しいから、叱る。

自分の思い通りになって欲しいから、褒める。

自分の思い通りになって欲しいから、管理する。

 

口を出す、叱る、褒める、管理する…

これらの所謂「育成方法」というのは、すべてが

「自分の思い通りにコントロールする術」と言い換えてもいいでしょう。

 

本当の意味で育成をしたいのであれば…

口を出す訳でなく、叱る訳でなく、褒める訳でなく、管理する訳でなく

ただ、本人の行動を信頼して見守る事が大事なのです。

 

本来、誰でも

誰かに何かを言われなくても、生きていく為に必要な術は自ら考え行動していくものです。

 

それをコントロールしようとするから、育つ過程で邪魔をしてしまうのです。

 

私たちに出来る最大の育成方法とは…

教育する側のエゴを捨て、どんな失敗をしても「乗り越えられる」と信じ続ける事です。

 

多くの人がやっているのは、「育成」ではなく「支配」です。

 

もし、誰かを育成している過程で上手くいかないと思ったら考えてみてください。

 

「相手を本当に信頼しているか?」

 

そこに育成の答えはあるでしょう。