「馬を水辺に連れて行く事は出来ても、水を飲ませる事は出来ない」

といった言葉があります。

 

コーチングによるコミュニケーションは、まさにこの言葉通りです。

 

私たちは、相手に対する関わり方で様々な働きかけが出来ます。

 

叱ったり、褒めたり、伝えたり、聴いたり…

そういった関わり方を通して、相手に「きっかけ」を与える事は出来るでしょう。

 

しかし、それを受け取った相手が「どう思うか」「変わるかどうか」というのは、相手にしか決められません。

 

それなのに…

「相手を変える事が出来る」

「自分の思うようにやってくれる」

といった思い込みを持ってコミュニケーションを取っているのです。

 

水辺まで連れて行く事は出来ても、水を飲むかどうかは馬にしかコントロール出来ません。

関わる事は出来ても、何をどうするかは相手にしかコントロール出来ないのです。

 

コーチングは相手を思い通りにコントロールする術ではありません。

相手を共に水辺を探し、相手が水を飲むかどうかを共に考える関わり方です。

 

他人に対して、無理矢理水を飲ませようをしていないでしょうか?

水を飲むかどうかを決めるのはその人自身なのです。