「自分が何者か常に考える」

という事は大切です。

 

人は時折、自分が何者であるかを見失います。

 

例えば、私が経営者になって1年半が経ちます。

 

たったの1年半…

ただ経営者というだけで、周りは「社長、社長」と集まってくれます。

 

たったの1年半でも、感覚は麻痺します。

 

心のどこかで

「自分は社長だから」

「社長はすごい」

「自分は力がある」

そんな勘違いをして、自分が何者かを忘れ、自分を見失いそうになります。

 

「社長だから」営業マンは良い顔をして近付いてきます。

「社長だから」社員は何でも許してくれます。

「社長だから」人は集まります。

「社長だから」周りはすごいと言ってくれます。

 

そういう人達が悪い訳ではないし

事実、社長なのでそれは受け入れるしかありません。

 

しかし

自分の中で「それは社長だからなのだ」という事を忘れてはいけないと感じています。

 

たった1年半で麻痺しそうになる事なので

5年10年と経営している人は特にそうなります。

 

自分自身を忘れ、周りから作られた「社長」にどっぷり浸かってしまいます。

そうなったら、もう何をどう言われても考え方は変わりません。

 

自分が自分である事を忘れ、肩書きや社会的地位に惑わされてしまっては

物事の本質は見えなくなります。

柔軟な発想も出来なくなります。

 

凝り固まった考えは、なかなかほぐす事はできないのです。

 

自分に対しても…

他人に対しても…

肩書きや社会的地位で判断してはいけません。

 

自分はただ一人の人間です。

他人もまた、ただ一人の人間です。

 

そこに上も下も

使うも使われるも

評価するも評価されるもありません。

 

全ての肩書きを外した時…

全ての地位から降りた時…

人は離れていきます。

 

だからこそ、自分自身が何者なのか常に忘れずにいたいと思います。