昨日のブログで、大学時代に学生コーチになった事を書きました。

そこで大学時代の「野球ノート」を引っ張り出すと、僕がプロコーチとして生き甲斐を感じている事に、自分で納得しました。

選手として歯を食いしばっていた時期と違い、楽しんで成長していたからです。

 

学生コーチの内容は、練習メニュー作成、練習班の振り分け、練習中の選手管理、選手・監督コーチ間の情報共有のパイプ役…

主にこんな感じです。

 

たぶん苦手な人は嫌だというような内容ですが、僕はハマりました。

 

その中で僕は、物事を客観視する能力を磨きました。

プレーヤー(コーチングでいうお客さん)は自分で気づいた事を自分で処理して修正しなければいけません。

だから、その気づきや結論が自分にとって正しいかどうかを判断するのが難しいんです。

 

そこでコーチの出番です。

本人が気付いてない点について、客観的にヒントを与えていく。

これがコーチの必要性です。

 

それは、個人レベルじゃなくてチーム全体を見てもそうです。

選手が作っているチームを、常に一歩引いたところから見ています。

一緒に練習するわけでも、試合に出るわけでもありません。

だから選手とコーチの間では、ある種の「壁」みたいなものがあります。

チームの先頭に立ち、鼓舞して引っ張っていくのはキャプテンの役目です。

コーチは引っ張られる集団を外から見るので、全体が見えています。

雰囲気や人間模様や調子の良し悪し…

誰も見ることができない視点からいろんな事が見えるのが、めちゃくちゃおもしろかったんです。

 

その経験と面白さの余韻が、僕の中にはずっとありました。

銀行に入っても、営業マンとしてトップになる事よりもマネジメントの方が興味がありました。

自分がどうやって一番になるのかという事よりも、支店がよくなるにはどうしたらいいのか…という事の方が興味がありました。

そんな中でコーチング業と出会ったのです。

 

僕は本当に天職と思っています。

あなたの人生でも、ハマった事があるはずです。

楽しい時間が一秒も無かった人なんかいないでしょう。

その楽しかった事を、なんで楽しかったのか…というレベルまで掘り下げてみてください。

 

自分がやりたい事を見つける時、「楽しかった事そのものを仕事にする」という考え方ではありません。

「なんで楽しいと感じたのか」という「体験」の部分が大事なのです。