コーチングは、質問する事で相手の問題を解決したり…

質問する事で、核心に気付いていく技術です。

 

基本的には「質問して引き出す」という作業になります。

 

が、しかし…

コーチ側が「引き出してあげよう」と頑張っても、相手にとってはそれが苦痛になる事もある訳です。

コーチングだからと言って、相手がなんでも簡単に話せる訳ではありません。

 

長年抱えている事…

考えてもどうしようもない事…

恥ずかしくて言えない事…

本気の悩みや苦しみを、そう簡単に言える訳がありません。

 

それなのに、コーチ側が

「どうしたんですか?」

「何があったんですか?」

「あれはどうですか?」

「これはこうですか?」

と、引き出す為に迫っても…

 

言えない事は言えない。

話したくない事は話せない。

それが人間です。

 

じゃあコーチングで解決できないのか?

 

そうではありません。

 

質問して、会話して、相手に話させるだけがコーチングではないのです。

 

コーチングとは…

「どんな状況でも、相手に寄り添う気持ち」

です。

 

「どんな状況でも」です。

 

相手が話してくれれば、その話を寄り添って聞いたらいいし…

相手が話せない事があっても、話せない状況に寄り添ったらいいんです。

 

僕はコーチングしていても、なーんにも質問しない時があります。

ただ、「うんうん」と黙って聞いています。

それでいいんです。

 

コーチングの本質は、技術じゃありません。

それはつまり…

「質問する」「話を聞く」という事がコーチングではないという事です。

 

コーチングの本質は「寄り添う気持ち」です。

なので…

言葉が無くてもコーチングになるのです。

 

存在そのものが、相手の背中を支えることもあるのです。